どれが良いんだろ…

PCを新調してXMP対応のDDR3 SDRAMを載せてみたんだけど、どのクロックで回すのが性能と消費電力で良い感じにバランスするんだろうか。


とりあえずWikipediaでDDR3 SDRAMについて勉強してみた。
どうやらメモリ本体は100〜200MHz程度でしか動いてないっぽい。


こんなイメージなのかな。

  • DDR3 SDRAM → *8 並列 → コントローラ(4倍速) → 1clockで2回転送 → データバス(8倍速)
  • DDR2 SDRAM → *4 並列 → コントローラ(2倍速) → 1clockで2回転送 → データバス(4倍速)
  • DDR SDRAM → *2 並列 → コントローラ(1倍速) → 1clockで2回転送 → データバス(2倍速)
  • SDRAM → *1 並列 → コントローラ(1倍速) → 1clockで1回転送 → データバス(1倍速)

今回購入したのはCPUがBloomfieldでメモリがDDR3-1600対応メモリなので、1066が標準で1333か1600を選べるって感じかな。とりあえず1066を基準として参考までに2000までを比較してみようかな。

CL バス速度(ns) アクセスレイテンシ(ns) ピーク転送能力比(1066基準)
1066 5 1.88 9.40 1.00
1333 6 1.50 9.00 1.25
1600 7 1.25 8.75 1.50
1800 8 1.10 8.80 1.69
2000 9 1.00 9.00 1.88

CPUのクロックが2.67GHz(0.375ns)だからレイテンシは±1clock程度しか違わないみたいだなぁ。ピーク転送能力は当然クロック比と同じになるね。消費電力比も出そうと思ったけど、少なくとも今回の環境ではオーバークロックしてる時点で1.65V固定っぽいのでクロック比と同じっぽい。DDR3-2000対応メモリの場合はさらに電圧を上げるっぽいので1066基準で2倍以上になりそうだけど。


一応レイテンシは1600が一番短いけど、あまり他と差が出なさそうだからレイテンシは気にしなくてよさそうかな。後はピーク転送能力か。う〜ん。そんなに転送するかっていうとしない気もする。ランダムアクセスの方が多そうだし。
ってあれ?じゃぁ1066で良いじゃん(^^;
オーバークロック意味ねぇ!って一瞬思ったけど、オーバークロックしないとCL9だから一応意味はあるのか。