5870性能評価(3)

今回はラスタライザがネックにならないか調べてみる。


今までは4頂点の板きれモデルを使用していたけど、これを細かく分割して頂点数を無駄に増やしてみる。もし頂点数が増えただけでFPSが落ちるようならラスタライザがボトルネックになっているってことになるかなと。


今回はXファイルを出力するプログラムしか作っていないのでソースコードは割愛。
モデルデータはFrameを125x125=15,625個に分割したモデルとFrameは1つのままで頂点データを単純に15,625個用意したモデルの2種類を用意してみた。



結論としてはFrameを分割した方は表示がおかしい上にロードに時間がかかりすぎて評価どころではない感じに…orz
試しにDirectX Viewerでロードしてみたらもっとひどくて、ロード中に6GBのメインメモリを食いつぶしてしまってWin7に停止させられる始末。どうやらFrameはやたらめったら分割するものではないっぽいなぁ。ま、普通のモデルなら100個も作らないだろうから大丈夫かな。

それからFrameが1つの方はまったくFPSに影響なし、231,361頂点まで増やしても大丈夫っぽい。ここまで増やすとフルHDでも1頂点あたり9ピクセル程度しか担当しない感じに(^^;
[2010/07/22 00:15追記]
嘘かも。確かに60fpsは切らないけど、4頂点よりはるかに落ちる気がしてきた。情報が集まり次第新しい記事にする予定。


Frame数を増やした場合の方はどっちかというと、ライブラリ側の話になりそうだから、今回の実験的にはラスタライザはボトルネックにならないって感じで良さそうだね。とりあえずモデルデータを作るときにやたらめったらFrameを分割しないようにすれば良いってことで。